小鳥たちの巣 |
84点 ドイツ領東アフリカ。イギリス人宣教師ローズの兄がドイツ兵による略奪行為の際に命を落とす。妹ローズは飲んだくれの男チャーリーが操縦するオンボロ蒸気船“アフリカの女王”号に乗り込み、現地を脱出。川を下るチャーリーとローズは沿岸のドイツ砲艦を手製の魚雷で撃沈しようとたくらむ。しかしその途中、銃撃や急流といった数多の難関が待ち受けていた! 身分違いの男女が繰り広げる冒険とロマンスを描いた痛快娯楽作。ボギーとキャサリン・ヘップバーンの掛け合いが見もの。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー この「アフリカの女王」って作品を観たくなった。 アマプラで観れることがわかり、ウキウキ視聴。!(^^)! 面白かった!!!! 凄い楽しめた!!!! 娯楽映画のお手本のような作品で 冒険あり、ロマンスありなのだ。 力を合わせて、大事業に立ち向かう男女の成り行きを わかりきってる展開とは言え、心がウキウキした。 そりゃ、殺人鬼カップルもさぞかし自分たちと重ねて 詐欺を大事業と信じて結託したのだろうな。笑 殺人鬼の男の名前も「アフリカの女王」のボギーも 名前がチャーリーなんですよね。 ボギー演じるチャーリーが 雑用を生業としてる小さなオンボロ船の持ち主のわりに、 これが紳士なのだ。 ひとりの女と何日も船の上で一緒に共にするのに 狼になる片鱗もなし。 それはローズって女性に、魅力がないからってことかも知れないけど ロマンスの流れで男女の関係になるとか ありえんやろ??って思いました。 ずっと酒ばっか飲んでる男ですよ。 早いうちに、強姦しますよね、普通に考えて。オイオイ(*_*) それなのに、汚いのは見た目だけで、ユーモアがあり 頼もしくなかなかのいい男なのだ。 まあ、女慣れをしている男チャーリーってことかな。 (命がけってことでもあるんだろうけど。) それに比べて、ローズはアラフォーの処女設定(たぶん) 話し方や所作が、いかにも堅物って感じで 男があまり相手にしないタイプの女。 かしこまった呼び名でチャーリーを呼び、 二人の距離はなかなか近づくことはない。 っていうか、お互いに相手を異性としての意識は薄い。 ある時には酒に酔ったチャーリーが、ローズに向かって 「行かず後家!!」とか言う。(*_*) むっとしたローズが、酔っぱらって眠りこけるチャーリーをしり目に 酒を川にドボドボと捨てる。 飲んだくれは、酒を捨てられたら暴れるんちゃうの??オイオイ笑 と思いきや、大して文句も言わないチャーリー・・・。 激流や大瀑布、船の故障なども力を合わせて修理して あらゆる障害を越えて行く二人。 難関突破の折に、歓喜して抱き合って 触れ合った二人がお互いを意識しだすのよ。ってオイオイ!!! 少女漫画かよ!!!(/・ω・)/ いや~、ほんと。 少女漫画顔負けの展開で参った。 ボギーはこの作品でアカデミー主演男優賞を取ってます。 いや、ほんとにボギーとキャサリンの演技が素晴らしくって 私はずっと、クスクスって笑いながら オイオイってツッコミながらも喜んで観ました。( *´艸`) こんなふうに見ていて幸せになれる映画って、 今どきの映画でありますか?? えっ??エブエブだろ??って?? やめてくれ。 わたしゃ認めんぞ。(*_*) あ、それで、この作品の裏話ですが。 なんでもこの作品の監督ジョン・ヒューストンが狩猟が趣味で 撮影の間中、狩猟することばっか考えていて 撮影すっぽかしたりがあったそうです。 撮影された場所も最初の予定地が狩猟禁止だったので 別の国に変更したとか。 そのせいで、役者や裏方も全員が赤痢に罹ってひどい目に遭ったらしい。 罹らなかったのは、監督とボギーだけ。って、なんで?? 映画の冒頭で、ローズが教会でピアノ弾きながら 歌を歌ってるシーンは傍にバケツを置いての 撮影だったとか。(*_*) (いや、なんか私あのシーンのキャサリンが顔色が悪いので あれ?って思って見てたんですよね。 映画はモノクロなのに、 キャサリンの様子がなんか切羽詰まってるんです) そのことをのちに、キャサリン・ヘップバーンが 抗議の暴露本を出したとか。 そいで、そのことをクリント・イーストウッドが 映画にしたんですって!!! 「ホワイトハンター・ブラックハート」って作品。 おもしろすぎるー!!! えッ??みんな知ってるの??有名な話ですか??
by kotoritatinosu
| 2023-03-16 11:29
| あ行
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